エアコン室外機の掃除は必要?プロがエアコン室外機について解説します
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こんにちは、森のやまちゃんです。
今回はエアコンの室外機は掃除が必要なのか?ということについて解説していきます!
- エアコンの室外機も掃除をした方がいいと聞いたことがあるけど、本当なの?
- エアコンクリーニングと同時に室外機の掃除も頼んだほうがいいの?
そんな疑問に現在ハウスクリーニング屋さんとして、実際にエアコンクリーニング作業を行っている僕がお答えしていきます。
結論から言うとほとんどの場合室外機の掃除は必要ありません!
ただし室外機掃除が必要な場合もあります。
どういう場合に室外機の掃除が必要なのか。
そもそも室外にはどういう役割があるのかも解説していきます。
是非、今回の記事を読んでエアコン室外機についての知識をつけてください(^^)/
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エアコン室外機とは?
そもそもエアコンの室外機にはどんな役目があるのでしょうか?
ここでは簡単にエアコンの仕組みを紹介します。
エアコンは、ついついいつも目につく室内機ばかりに注目しがちですが、実は室外機にも重要な役目があります。
エアコン室内機と室外機はパイプでつながっています。
このパイプの中には冷媒という物質が入っています。
冷媒は室内機と室外機の中をぐるぐる移動します。
エアコンが室内の空気を冷やす仕組みは
まず室内の暑い空気をエアコン室内機が吸い込み、熱交換器(アルミフィン)で空気の中の熱だけを奪います。
奪われた熱は冷媒に乗って室外機まで運ばれます。
そして室外機の熱交換器(アルミフィン)で奪われた熱が放出されます。
熱を失った冷媒はまた熱を乗せるために、室内機に戻ります。
この繰り返しでエアコンは室内の熱を奪うことで、部屋の気温を下げることができます。
エアコン室外機で掃除が必要な場合
さきほどエアコン室外機の役割として熱交換器(アルミフィン)で室内から運ばれてきた熱を放出するという話をしました。
この熱を放出する機能に弊害が起きたときに室外機の掃除は必要になります!
簡単にいえば室外機のアルミフィンが砂埃などで目詰まりをしてる時は掃除が必要です。
熱交換器(アルミフィン)が目詰まりを起こすと、室内から運ばれてきた熱が放出されないので、室内を冷やすことが出来なくなります。
場合によってはエアコンエラーが出て、エアコンが稼働できなくなります。
滅多にそこまでの目詰まりには出会いませんが、僕は一度だけ室外機の目詰まりによってエアコンが稼働しなくなった現場に行ったことがあります。
このケースの場合は室外機をしっかり分解クリーニングをするとエラーもなくなり、また通常通りにエアコンを使用することができました。
これほどの目詰まりほどではなくても、目視で明らかにアルミフィンが目詰まりを起こしているときは、室外機の分解清掃をオススメします。
目詰まりを起こしていると熱交換の効率が下がるので余計な電気代もかかってしまいます。
何よりエラーがでてエアコンの使用ができなくなると死活問題なので、この場合は室外機の掃除をしましょう!
ほとんどの場合室外機の掃除は必要ない
さきほど紹介した例は本当に稀です。
多くの場合は室外機清掃は必要ないと個人的には考えています。
もちろん室外機の分解掃除をした方が電気代が安くなるなどメリットがあるかもしれませんが、室外機清掃に5000円払ったとして、その5000円以上電気代が安くなるには、相当エアコンを稼働させる必要があります。
単純に費用対効果を考えたときに、必要性をあまり感じません。
なので個人的にはエアコンクリーニング業者で、絶対に室外機清掃をオススメします!と宣伝している業者さんはなんかちょっと胡散臭いなと感じてしまいます( ;∀;)
まとめ
エアコン室外機清掃は基本的には必要がありません!
ただし、熱交換器(アルミフィン)が目詰まりを起こしているときは必要です!
エアコン室内機のようにカビの空気が室内に吐き出されて不快!!ということもないのであまり気にしなくいい部分です。
もちろん室外機清掃も全く意味がない訳ではないので、なんか気になるなぁ~という方は室外機の清掃をしても良いと思います。
ぜひ、今回の記事を参考にして、エアコン室外機の適切な掃除のタイミングを見極めてくださいね(^^)/
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